また立ちかへる水無月の歎きを誰にかたるべき
芥川龍之介氏には3つの相聞詩があります.
「また立ちかへる水無月の
歎きを誰にかたるべき
沙羅のみづ枝に花さけば
かなしき人の目ぞ見ゆる」
沙羅は夏椿の別称です.この時期に白い花を咲かせます.
花言葉は「はかない美しさ」です.
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす」(平家物語)の沙羅双樹は日本では育たないので夏椿ではないか,と言われています.
谷直樹
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