ジョスカン・デ・プレ氏の《ミサ曲 エルクレス・ドゥクス・フェラリエ》

エステ家のニッコロ3世とその子フェッラーラ公エルコレ1世の下で，フェッラーラは画家，詩人，作曲家が集まりルネサンス文化の重要拠点となりました.フェッラーラにはエルコレ1世大通りがありドミニク・サンダ（Dominique Sanda）氏の映画 『悲しみの青春』にも登場しました.
《ミサ曲 エルクレス・ドゥクス・フェラリエ》（Missa Hercules Dux Ferrarie）はジョスカン・デ・プレ（Josquin Des Prez）氏がフェッラーラ公エルコレ1世に献呈した曲です.エルコレ1世のラテン語名をレドレドレファミレの音階にし，それを定旋律として変化させています.

ピーター・フィリップス指揮タリス・スコラーズ盤


谷直樹

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