《ヴァイオリン・ソナタ ト長調》
クロード・ドビュッシー氏のト短調のヴァイオリン・ソナタの10年後の作品で,曲の長さはどちらも15分くらいです.
モーリス・ラヴェル氏のヴァイオリンソナタ はヴァイオリンが主役という固定観念をあっさり捨てています.ピアノも自己主張し,ヴァイオリンとは別のことをしています.第2楽章ブルースになると,ヴァイオリンがバンジョー,ギター,サキソフォンを模しています.ジャズの雰囲気を取り入れています.第3楽章無窮動は書き直されたものです.
演奏者によって印象が大きく変わる作品です.
谷直樹
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