弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

《ヴァイオリン・ソナタ ト長調》

モーリス・ラヴェル氏は1927年頃から脳の障害があらわれはじめますが,同年の《ヴァイオリン・ソナタ ト長調》でも新しいチャレンジを行っています.
クロード・ドビュッシー氏のト短調のヴァイオリン・ソナタの10年後の作品で,曲の長さはどちらも15分くらいです.
モーリス・ラヴェル氏のヴァイオリンソナタ はヴァイオリンが主役という固定観念をあっさり捨てています.ピアノも自己主張し,ヴァイオリンとは別のことをしています.第2楽章ブルースになると,ヴァイオリンがバンジョー,ギター,サキソフォンを模しています.ジャズの雰囲気を取り入れています.第3楽章無窮動は書き直されたものです.
演奏者によって印象が大きく変わる作品です.



谷直樹

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by medical-law | 2021-10-07 04:25 | 趣味