弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

正常妊娠を異所性妊娠と誤診?(報道)

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静岡新聞「「誤診で卵管切除」 浜松の女性、医療公社を提訴」(2022年9月6日)は、次のとおり報じました。

「浜松医療センター(浜松市中区)で、医師の誤診により右卵管を切除され精神的苦痛を受けたなどとして、同市の女性(30)が5日までに、同センターを運営する市医療公社に慰謝料など1200万円の支払いを求める訴訟を静岡地裁浜松支部に起こした。
 訴えは7月25日付。訴状によると、女性は2020年11月、受精卵が子宮内膜以外に着床する異所性妊娠と診断され、腹腔(ふくくう)鏡下卵管切除術を受けた。しかし、術後の診察で、医師から異所性妊娠ではなく、正常妊娠だった可能性が高いと伝えられた。
 原告側は産婦人科診療のガイドラインに照らし、卵管切除に至る前に血中のホルモンの数値を確認すれば正常妊娠と見分けられたなどとして、「医師に注意義務違反があった」と主張している。
 同センターの担当者は取材に「現在、訴状の内容を精査している」と述べた。」


上記報道の件は私が担当したものではありません。
正常妊娠を異所性妊娠と誤診したとすれば、医学知見に照らし注意義務違反(過失)を肯定できそうな事案ですね。


谷直樹

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by medical-law | 2022-09-12 11:49 | 医療事故・医療裁判