市立病院で80代の患者に内視鏡検査を行い患者が死亡した事案で1800万円の和解金支払い(報道)
「盛岡市立病院は、去年行った内視鏡の検査で、医師が誤って患者の大腸を傷つけ、その後、患者が死亡していたことを明らかにしました。
盛岡市は遺族に謝罪し、和解金として1800万円を支払うことにしています。
盛岡市立病院によりますと去年10月、80代の患者に内視鏡を使った腹部の検査をした際、医師が体内から内視鏡を引き抜く処置を誤り、患者の大腸が傷ついたということです。
すぐに緊急手術を行いましたが、患者は翌日、多臓器不全で死亡しました。
医師は検査を始めた後に患者の腹部の状態から検査を続けられないと判断し、内視鏡を抜いたということです。
これについて病院は事故調査委員会を設けて経緯を調べていました。
その結果、患者の状態が検査に耐えられるかどうかの評価や危険性をチェックする体制。それに検査前や検査中の中止の判断などに「病院として改善が必要と考えられる点がある」という指摘を受けたということです。
これを受けて盛岡市はミスを認めて遺族に謝罪したうえ、和解金1800万円を支払うことを決め、10日市議会に経緯を説明しました。
盛岡市立病院の加藤章信院長は議会への説明で「2度とこのようなことを起こさないよう、医療安全管理体制を見直し、リスク回避策を策定し直しました。確実に実践していきます」と述べました。」
上記報道の件は私が担当したものではありません。
事故を教訓に実効的な再発防止策が確実に実践されることを期待します。
谷直樹
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