大学病院が謝罪(報道)
前身の大阪市立大学附属病院で、2019年、当時70代の男性患者に対し全身麻酔をかけて骨折の手術を行い、術後患者に鎮静剤を投与し病棟に帰しましたが、看護師が生体モニターを付けるのを忘れ、患者は低酸素脳症となり、今も意識は戻っていないとのことです。
この事故について、家族は公表を求めてきましたが、病院は、ホームページに掲載したのみで、それも1カ月後には削除し、報道機関への公表は拒んできたとのことです。
病院の内規は、重大な医療事故の場合速やかに報道機関などを通じて公表する、となっていましたが、病院は、ホームページに掲載することで、規則上の公表を行ったと誤解していた、隠蔽する意図はなかった、とのことです。
しかし、経過からすると、隠蔽とまではいえませんが、事故を教訓とし積極的に公表しようとする姿勢はうかがえず、内規の趣旨畫いかされていないように思います。
関西テレビ「病院が謝罪 2019年の医療事故で患者が今も意識不明 家族が求める「事故の公表」これまで拒み」(2022年11月29日)ご参照
谷直樹
ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
↓

