《ドン・ジョヴァンニ K.527》
アルノルト・エストマン (Arnold Östman)指揮ドロットニンホルム王宮歌劇場管弦楽団(The Drottningholm Court Theatre Orchestra)盤 1989年録音
ドン・ジョヴァンニ役 ホーカン・ハーゲゴール氏
レポレッロ役 ジル・カシュマイユ氏
ドンナ・アンナ役 アーリーン・オジェー氏
ドンナ・エルヴィーラ役 デッラ・ジョーンズ氏
ドン・オッターヴィオ役 ニコ・ファン・デル・メール氏
ツェルリーナ役 バーバラ・ボニー氏
マゼット役 ブリン・ターフェル氏
騎士長役 クリスティン・ジグムンドソン氏
プラハでは、《後宮からの誘拐》、《フィガロの結婚》の公演が大好評で、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト氏は招かれてプラハに行き、《交響曲第38番 ニ長調 K.504》 も成功させています。《交響曲第38番 ニ長調 K..504》は、プラハの愛称をもちます。すこしオペラの雰囲気があります。
プラハの劇場からの依頼で書き上げたのが《ドン・ジョバンニ》です。もちろん、これも大好評でした。
翌年のウィーンでの上演にあたりウィーンの歌手と聴衆にあわせた改訂が行われました。エストマン盤は、プラハ版によっていますが、ウィーン版で追加された曲も最後に演奏しています。
ドロットニンホルム王宮歌劇場管弦楽団は、ストックホルムのドロットニングホルム宮殿内にあるオペラハウスの管弦楽団です。古楽器による颯爽とした演奏は心地よいです。
ホーカン・ハーゲゴール氏は、バーバラ・ボニー氏との離婚、セクハラ疑惑などあり、実生活がドン・ジョヴァンニ的だったとすれば、複雑な気持ちになります。
バーバラ・ボニー氏のツェルリーナはとても素晴らしいです。
谷直樹
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