ストレッチャーからの転落事故で唐津市が賠償（報道）

報道によると、今年３月30日、救急隊が、東松浦郡玄海町の医療機関から唐津市内の病院への転院のため搬送中の９０代女性を、ストレッチャーから床に転落させ頭などに１週間のけがを負わせた事故があり、唐津市は、12月１日、議会に上程し、損害賠償金２３１万６９１０円を支払う、とのことです。
転落の原因については報じられていませんが、ストレッチャーからの転落防止について通常行われる安全策が行われていなかったものと思われます。
また、今年9月13日にも、千葉県で、救急隊のストレッチャーから佐倉市内の病院の診察用ストレッチャーに移動させた際、バランスを崩して転倒させた事故がおきています。
なお、いずれも、私が担当した事件ではありません。

佐賀新聞「唐津市、救急搬送ミスで賠償金計上　議会に231万6910円を上程」（2022年12月1日）ご参照

NHK「救急搬送した患者を誤って転倒させる 四街道市消防本部」（2022年9月14日）ご参照

谷直樹

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