弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

名古屋地裁令和4年12月21日判決、下剤副作用の危険の説明義務違反を認定し、市に約2300万円の賠償を命じる(報道)

女性が3日間排便がない状態で下剤を服用したために腸に硬便が詰まり人工肛門を設置することになり歩行障害も生じた事案で、名古屋地裁は、医師や看護師は服用前に排便状況を確認するよう指導しておらず、副作用の危険性を十分に認識させていなかったと認定し、過失と因果関係を認め、市に約2300万円の賠償を命じたとのです。

中日新聞「下剤の副作用の説明不十分、小牧市に賠償命令 名古屋地裁判決」(2022年12月22日)をご参照ください。


谷直樹

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by medical-law | 2022-12-23 11:17 | 医療事故・医療裁判