《ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595》
《ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595》は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト氏最後のピアノ協奏曲です。それまでのピアノ協奏曲とは雰囲気が異なる特別な曲です。
初演が1791年3月4日で、これが同氏最後のステージでした。同氏は、同年12月5日に亡くなりました。医師による瀉血が症状を悪化させ死亡に至ったとも言われています。
フルート1、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2、弦五部、そしてピアノという小規模な編成です。
第1楽章アレグロ 人生の最期に聞く音楽のようです。
第2楽章ラルゲット とても美しく抒情的です。
第3楽章アレグロ このメロディーは「春へのあこがれ K.596」に転用されました。
この曲もハスキル盤、バックハウス盤など名盤が多いのですが、私の愛聴盤は上記カザドシュ盤です。60年も前の演奏で数知れないほど聞いていますがいつ聞いても心にしみます。
今は、SACD Hybrid盤がでています。
谷直樹
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