ペースメーカーのリード線挿入時に動脈穿刺となり、血栓が脳動脈に飛んだことにより脳塞栓を起こした医療事故について和解と再発防止
この件は、私が担当したものではありません。
令和2年9月15日のペースメーカー植込み手術で、ペースメーカーのリード線挿入時に動脈穿刺となり、血栓が脳動脈に飛んだことにより脳塞栓を起こした医療事故が発生し、和解が成立したとのことです。
再発防止策として下記の3点をあげています。
「・手術には日本循環器学会認定循環器専門医が必ず入って手技を行う。
・リード線挿入時には超音波エコーガイド下にて行う。
・毎週スタッフカンファレンス(コメディカル含む)を行い情報共有を図る。」
医療行為の際、意図せずに穿刺が起き、血栓が飛んで脳梗塞となる医療事故がときどきあります。その事故が注意すれば回避可能と考えられるものであった場合、責任があると考えられます。
谷直樹
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