弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

本人訴訟支援サービスの問題

医療過誤訴訟で敗訴の見込みが高い事案は、引き受ける弁護士がいないことが多いでしょう。
また、勝訴しても損害賠償額が少額のため、引き受ける弁護士がいないことがあるでしょう。
そのようなケースを提訴するには本人訴訟しかありません。
本人訴訟をサポートする「本人訴訟支援サービス」というものがあるそうです。
しかし問題も指摘されています。
本人で医療裁判を行うのはきわめて難しく、本人で行う場合は訴訟ではなくADRのほうがよいと思います。

神戸新聞 「 お金がないから、弁護士に頼めない→「本人訴訟」するしかないのか? “支援サービス”増えるも弁護士警鐘「安易に行うのは危険」」(2023年3月27日)御参照


谷直樹

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by medical-law | 2023-03-29 10:37 | 医療事故・医療裁判