サルコペニア肥満
サルコペニア肥満は、サルコペニア(sarcopenia)に内蔵肥満が合併した病態です。
sarcopeniaは、ギリシャ語のsarx(筋肉)とpenia(喪失)を結びつけた言葉です。
加齢に伴う筋肉量の減少、筋力の低下を意味します。
内蔵脂肪の蓄積は、炎症性サイトカイン、インスリン抵抗性を介して、筋肉量の減少をもたらします。サルコペニアと内蔵肥満を合併し、サルコペニア肥満になりやすいのです。
サルコペニア肥満の診断基準が確立されてなく、そのため比較研究が進んでいないようですが、死亡リスクが21%増すとの報告があります。
また、運動とタンパク質摂取が、脂肪を減らし、筋肉量、筋力を回復させるとの報告もあります。
とくに下肢のレジスタンス運動を続けないと、と自分に言い聞かせています。
谷直樹
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