弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

市民病院が抗菌薬メトロニダゾールを10日を超えて投薬し40歳代の患者が薬剤性の脳症となった医療事故(報道)

市民病院が抗菌薬メトロニダゾールを10日を超えて投薬し40歳代の患者が脳症となった医療事故が報じられています。患者は、令和4年8月から抗菌薬メトロニダゾールの投薬を受け。同9月の退院後も服用を続けていたところ、言語障害や歩行障害の症状が現れ、10月に意識を失って搬送され、薬剤性脳症と診断された、とのことです。
メトロニダゾールの添付文書には、「中枢神経障害、末梢神経障害等の副作用があらわれることがあるので、特に10日を超えて本剤を投与する場合は、副作用の発現に十分注意すること。」と記載されています

産経新聞「投薬ミスで患者寝たきり 愛知・豊橋市民病院」(2023年6月7日)御参照

谷直樹

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by medical-law | 2023-06-07 14:18 | 医療事故・医療裁判