弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

人工心肺用の血管が外れて出血し、出血原因の特定と止血に時間がかかったため、患者が低酸素性脳症となった医療事故公表

宮城県立こども病院は、心臓に空いた穴を塞ぐ手術中、人工心肺用の血管が外れて出血し、出血原因の特定と止血に時間がかかったため、患者が低酸素性脳症になり、日常生活で介護が不可欠である後遺障害1級の障害が残った医療事故を公表しました。本件医療事故は2022年2月で、医療事故の公表は2023年7月6日です。

KHB「宮城県立こども病院 心臓手術で医療事故 患者に障害が残る」(2023年7月6日)御参照

上記の件は、私が担当したものではありません。
人工心肺用の事故は古くからあり、重大事故につながりやすのですが、なかなか無くなりません。

PMDA医療安全情報No.62 PCPS/ECMOカニューレの抜去事例について」(2022年3 月)御参照

谷直樹

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by medical-law | 2023-07-06 13:11 | 医療事故・医療裁判