CT検査診断報告書の「肺がんの疑いがある」を健診担当医が見ず、肺がんの診断治療が遅れる(報道)
健診担当医は4月末に記載内容を確認したものの、他院に入院中だったので、検査結果を家族に伝えたのは患者が呼吸困難で救急搬送された5月上旬だったとのことです。
2022年10月に肺癌の診断治療が始まったはずのものが、2023年5月になったのは、医療過誤です。
なお、病院は他には同様のことはないとしていましたが、2021年5月にも、がんの疑いの診断結果が5カ月間以上経過して受診者に伝えられた事例があったことが分かったそうです。
この件は私が担当したものではありません。
健診担当医が放射線科の診断報告書を見ない、見てもすぐに患者家族に伝えない、というのは問題と思います。
健診担当医の言い分は診断治療の遅れを正当化するものはないと思います。
京都新聞「肺がんの疑い」家族への伝達は半年以上も後 男性はその後肺がんに 病院側「ミス」を謝罪」(2023年7月13日)御参照肺がんの疑い」家族への伝達は半年以上も後 男性はその後肺がんに 病院側「ミス」を謝罪
谷直樹
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