滋賀県高島市の病院が胃癌の見落としで550万円和解（報道）

高島市民病院の救急外来を2019年に受診した70代の男性患者がCT検査で「胃がんの疑い」を指摘されカルテに記載されましたが、主治医がカルテその記載を見落とし、患者は翌年転院先の病院で死亡した件について、高島市は見落としによる治療の遅れがその後に影響したか因果関係を特定することは困難であるが、弁護士などと協議して算定し、550万円の損害賠償金を支払うことになったとのことです。
なお、高島市民病院はほかにも80代の男性と90代の女性の患者2人についてもがん疑い報告の見落としがあり、死亡した80代の男性患者の遺族にはすでに、60万円の賠償金が支払われているとのことです。
これらの件は、私が担当したものではありません。

びわ湖放送「高島市民病院でがん疑い報告見落とし　患者遺族に550万円賠償へ」（2023年8月24日）御参照


谷直樹

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