弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

80歳代の胸痛患者の急性心筋梗塞の見落とし事案で市が1500万円支払いへ(報道)

2020年3月19日午後6時半ごろ、80代後半の女性が背中の痛みを訴え来院し、心電図検査の自動解析結果に「急性心筋梗塞」と表示されましたが、当直医は機器が古く精度が低いと考え、診察時に両肩の痛みを訴えたことも踏まえ「拘縮痛」と診断し、帰宅させたたところ。患者は同21日に呼吸困難などで別の病院に救急搬送され、23日に心筋梗塞で死亡した事案で、亀山市は遺族に1500万円を支払うことで和解する方針で、12月議会に関連議案を提出するとのことです。
この報道の件は、私が担当したものではありません。
この医師は、自動解析より心電図が読めなかったのでしょう。
ST非上昇型心筋梗塞か疑われる症例については、トロポニンの迅速診断を行うべきでしょう。
私は80代後半とはいえ死亡慰謝料は2000万円を下回らないのが相当と思いますが、当事者にはお考えがあるのでしょう。

共同通信「誤診で80代女性死亡、三重 1500万円賠償で和解へ」(2023年)11月22日)御参照

谷直樹

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by medical-law | 2023-11-22 12:46 | 医療事故・医療裁判