市民病院が肺癌手術の際の肺動脈損傷後の死亡事案で4200万円支払いへ(報道)
副院長らは、術前のCT検査画像などから肺動脈の位置を十分に確認する必要があった、心肺補助装置の準備に時間を要した。入職3年半の20代の執刀医への指導が不足していた、などの問題を挙げ、肺動脈の位置のシミュレーションの徹底や緊急輸血時のマニュアルの変更など再発防止策を講じたとのことです。
直接の過失は肺動脈の位置を確認せずに術中操作したことでしょうが、病院の体制にも問題があったようです。
本当に再発防止に努めていただきたいと思います。
なお、報道の件は、私が担当したものではありません。
岐阜新聞「手術ミスで60代女性死亡、遺族に賠償 大垣市民病院」(2023年10月23日)御参照
谷直樹
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