弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

低侵襲心臓手術後に心筋梗塞で死亡した72歳男性の遺族が医師と病院を運営する法人を東京地裁に提訴(報道)

国立国際医療研究センター病院で、3年前に、内視鏡を用いた低侵襲の心臓手術を受けた僧帽弁閉鎖不全症の72歳の男性が、手術時血管に誤って空気を送り込むミスが少なくとも3回あったうえに、心筋を保護する薬剤が適切な時間内に投与されなかったため、心筋梗塞を起こすなどして2か月後に亡くなった事案で、遺族が東京地裁に損害賠償請求訴訟を提訴した、と報じられています。保護液投与は8回の投与のうち6回が30分を超えており、また、保護液を投与する際、執刀医はカテーテル内の空気を少なくとも3回は抜かなかったとのことです。
医師と病院を運営する法人に対し8629万円を請求しているとのことです。
遺族は弁護士を通じて「不都合な事実を隠すことなく、一人一人の命を大切にし、患者の安全を最優先にする病院になってほしい」とコメントした、とのことです。
なお、この件は私が担当したものではありません。

NHK「手術後に男性死亡 遺族が国立国際医療研究センター病院を提訴」(2023年12月8日)御参照

谷直樹

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by medical-law | 2023-12-09 06:30 | 医療事故・医療裁判