がん腫瘍マーカー検査結果を見落した医師が、言いだしづらく、患者への説明、上司への報告を怠った件で戒告処分
70代の男性患者が手術後の経過観察のために2022年3月に血液検査を受け、がんの疑いがあるという結果が出たにもかかわらず、担当医がそれを見落とし、2023年7月に男性患者がおう吐などの症状でこの病院に搬送された際、医師は見落としに気づいたものの、見落としたと言いだしづらく、患者への説明や病院への報告は行わなかったとのことです。その後、患者は胃がんと診断され亡くなりました。
この件は、私が担当したものではありません。
診断、治療の遅れが1年以上あるので、患者の無念は大きかったと思います。気づいた後の不誠実な対応は無念さを倍加させたことと思います。
「懲戒処分の公表について」御参照
NHK「市立東大阪医療センター がん疑い検査結果見落としで医師処分」(2023年12月27日)御参照
谷直樹
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