スタッフステーションに看護師不在でアラームに気づかず患者が意識不明、死亡となった件で2150万円で和解(報道)
正午過ぎに酸素飽和濃度低下を知らせるアラームが鳴っていましたが、監視のためにスタッフステーションに常駐すべき看護師が他の患者に対応していて不在だったとのことです。看護師の人数が足りていないのかもしれませんが、アラームに迅速に対応する体制がとれなかったとすれば、病院の責任です。病院は、再発防止策として、アラームの警戒音を段階的に変化させる機能を加え、看護補助スタッフを3人から4人に増員したとのことです。
2150万円の内訳は、おそらく慰謝料2000万円、葬儀関連費用150万円でしょう。
高齢であっても死亡慰謝料は2000万円をした回りません。
なお、この件は私が担当したものではありません。
神戸新聞「アラーム見逃され、入院中の80代女性が死亡 尼崎総合医療センター、県が遺族に賠償へ」(2024年2月13日)御参照
谷直樹
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