病院が京都市に改善策など報告書提出
「1 立入検査結果を踏まえた指導事項
(1) 診療録は、診療の経過や内容、患者や家族への説明と同意の状況等を遅滞なく記載し、過去に遡っても客観的事実が確認できるよう正確かつ最新に保つように努めること
(2) 医療を提供するに当たり、患者に対して、手術や侵襲的な検査を行う場合の手術等の概要等について、適切かつ丁寧に説明し、理解を得るように努めること
(3)患者の遺族に対しても、適切かつ丁寧に診療経過の説明を行い、理解を得るように努めること
(4)死亡診断書は正確に記載すること
(5)医療安全管理委員会において取り扱うことが適当な事案について、適切に医療安全部門に報告されるよう院内の事故報告体制を整備すること
(6)重大な問題その他医療安全管理委員会において取り扱うことが適当な問題(事故事例及び医療安全管理体制の不備等)が発生した場合には、すみやかに医療安全管理委員会へ報告し、同委員会において検証と再発防止策の検討を行うこと。そのうえで、院内の専門部会等へ検証と再発防止策について諮問した場合においても専門部会等だけで決めることなく、医療安全管理委員会で改めて検討し、院内全体の安全管理体制を決定すること
2 再検証を求める事例
医療安全部門での把握や医療事故対応、管理者報告・院内共有、再発防止等について再検証し報告すること。
(1)再検証し保健所に報告するもの 12 件
(2)再検証のみ求められているもの 49 件」
この病院は、令和6年3月18日、保健所に報告書を提出したとのことです。
京都市は、検証が適切に行われたかや実際に改善が進んだかについて病院を訪問するなどして確認するとのことです。
NHK「行政指導の京都第一赤十字病院 京都市に改善策など報告書提出」(2024年3月18日)御参照
谷直樹
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