リフィル処方箋

岸田文雄首相は、2024年4月22日、デジタル行財政改革会議でリフィル処方箋の普及に向けた具体策を検討するよう指示した、とのことです。
リフィル処方箋ですと、受診1回で、30日分を3回、計90日分の薬がもらえます。
しかし、慢性疾患の患者には通院の負担が少なくなることはメリットですし、医師の負担も減りますが、定期的な検査や診察ができないという大きなデメリットがあります。疾病管理が不十分になると、慢性疾患の悪化により、かえって医療費がかさむ事態にもなりかねません。血圧、血糖値等の遠隔モニタリング等とセットにする必要があるかもしれません。

谷直樹

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