『手のひらの京』

今日は宵々々山です。雨が降ったりやんだりの天気に祇園囃子が響きます。
綿矢りさ氏の『手のひらの京』(てのひらのみやこ)を読みました。
「毎年宵山の直前まで天気が悪く、今年こそは雨で中止かと囁かれつつも、宵山の夜になると祇園祭の中心である四条通は雨が引き、蒸し暑い空気だけが残るのは宵山マジックだろう。バスのなかから見る堀川通りは、夕方になったいまでも陽炎が立ちそうなほどの熱気にゆらめいている。歩道に影の少ない町、京都。」
京都の描写は流石です。
谷直樹
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