県立精神医療センターの患者死亡で医療事故調査(報道)
「神奈川県立精神医療センターによりますと、去年5月31日の早朝、ほかの患者と隔離されて向精神薬などの投与を受けていた40代の男性の入院患者がおう吐した痕跡があるのを看護師が見つけました。しかし、医師には報告されず詳しい診察や検査は行われなかったということで男性はおよそ3時間後、心肺停止の状態になり、別の病院に搬送されたあと、まもなく死亡しました。
死因は腸管の動きが鈍くなって内容物などが詰まる「イレウス」でした。
男性は向精神薬など複数の薬の副作用のため慢性的な便秘で、死亡する2か月ほど前から、症状が悪化していました。
病院はこうした対応などに問題があったとして今後、外部の専門家を含めた医療事故の調査委員会を設置して詳しい原因を調べることにしています。
県立精神医療センターの田口寿子所長は「精神科の患者が、副作用で便秘が起きやすいのはよく承知しているにもかかわらず、対応が十分でなく、非常に恥ずかしく残念に思っている」と話していました。」
事故調査が行われるとのことです。
精神薬を服用している患者た影響は腸閉塞のリスクがあります。報道が事実とすればあまりにも無警戒にすぎます。
なおこの件は私が担当したものではありません。
谷直樹
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