弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

神奈川県保険医協会 政策部長談話「「医療上の必要性」を医師の判断から、行政要件へと変質させる長期収載品の選定療養費化に改めて反対する」

厚生労働省保険局医療課から2024年診療報酬改定に関する疑義照会資料が次々と発せられていますが、今年10月実施の長期収載品の選定療養費化で対象除外となる「医療上の必要性」に関しても疑義照会が発せられ、神奈川県保険医協会は、2024年8月6日、政策部長談話「「医療上の必要性」を医師の判断から、行政要件へと変質させる長期収載品の選定療養費化に改めて反対する」を発表しました。


「◆「医療の必要性」の類型規定に疑問 医師の裁量権を侵害する危険
◆医師の三者構成の保険審査への侵犯 保険者の縦覧点検・再審査を誘発する懸念
◆これまで「医療の必要性」は、厚生行政では定義も規定もない
◆突然、長期収載品がアメニティー? 入院患者は選定療養の「対象外」の不整合
◆自費料金の計算が、点数計算ルール適用は牽強付会 4割負担を担保する裏ワザ」



谷直樹

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by medical-law | 2024-08-07 06:27 | 医療