堺市の歯科診療所の歯科医ら書類送検（報道）

大阪堺市の歯科診療所で、2023年7月、特別支援学校に通っていた17歳の男子生徒が治療の際全身麻酔を受けたあとに低酸素状態となっておよそ1か月後に死亡した件について、警察は、2024年8月26日、肺に十分な酸素が送られていなかった疑いがありながら適切な処置を怠ったなどとして担当した歯科医師ら2人を業務上過失致死の疑いで書類送検したとほうじられています。
警察が捜査した結果、チューブの先端が何らかの原因で気管から外れ、酸素が肺に十分に送られていなかった疑いがあることが分かったとのことです。呼吸の異常を知らせるアラームが鳴っていましたが、担当した歯科医師は気管に挿入されていないことを確認しておらず、所長も確認せずにほかの原因を疑って応急処置を行ったため結果的に救急搬送の要請が40分余り遅れたとのことです。
なお、この件は私が担当したものではありません。

NHK「大阪 堺 抜歯治療で17歳の男子生徒死亡 担当歯科医ら書類送検」(2024年8月26日)御参照


谷直樹

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