弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

消防本部の救急救命士が食道挿管

八戸消防本部の救急救命士が2024年8月22日に心肺停止状態の80代男性を搬送中に気管チューブを誤って食道に挿管し、男性はその後搬送先の医療機関で死亡が確認された、とのことです。
救急救命士は気管確保用チューブを手順書に従って行い、確認作業も行ないましたが誤って挿入したことに気付かなかったと報道されています。
確認作業が適切に行われていれば食道挿管に気付かないはずはないと思うのですが。
再発防止のために気付かなかった原因を調査解明してほしいいと思います。

青森テレビ「救急救命士が心肺停止状態の80代男性の搬送中に『気道確保用のチューブ』を誤って食道に挿管 搬送先の医療機関の医師は「男性の死亡」と「誤って挿管したこと」の因果関係は「極めて低い」」(2024年9月13日)ご参照

谷直樹

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by medical-law | 2024-09-14 00:11 | 医療事故・医療裁判