弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

「医療者と患者がともに生きるとは?」

2024年9月22日に開催された、「安全で安心な医療を願う会」主催の催し「医療者と患者がともに生きるとは?」で、東京大学医学部名誉教授の髙本眞一氏と「医療の良心を守る市民の会」代表の永井裕之氏と、が講演を行いました。
髙本氏は、患者が中心に据え、患者を大事にする医療が世界の主流になっている、医療事故があった時にやるべきことを怠ってうそで説明するようなことがあれば、その病院の院長や医師はやめるべきだ、との意見を述べた、とのことです。
永井氏は、「今も、巨大な病院が、何のミスもなくやっているなんて、ありえない」と、医療界の隠蔽体質を語り、何よりも医療者側から医療行為の説明をするインフォームドコンセントが大切で、患者側も遠慮なく質問し、必要ならセカンドオピニオンを選択すべきだと述べた、とのことです。

YOUよっかいち「患者中心の医療が大切、患者も遠慮なく質問を、四日市で「安全で安心な医療を願う会」15周年の催し」(2024年9月22日)ご参照


谷直樹

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by medical-law | 2024-09-23 18:15 | 医療事故・医療裁判