たんを吸引するための処置を行う際、医療器具の取り扱いを誤り、５４歳の患者を死亡させた件で看護師を書類送検（報道）

令和6年５月２７日、岩見沢市立総合病院のサイトに「令和6年1月、当院入院中の患者様に対して、医療機器の使用方法を誤ったことにより死亡に至った医療事故が発生しました」と掲載されましたが、それ以上に具体的な事実は公表あれませんでした。

　北海道新聞は、令和６年９月２５日、「岩見沢署が業務上過失致死の疑いで、当時処置に当たった30代の女性看護師を書類送検したことが24日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、送検容疑は1月、脳出血で入院中の男性患者に対し、たんを吸引するための処置を行う際、医療器具の取り扱いを誤るなど注意義務を怠り、男性患者を死亡させた疑い。死因は緊張性気胸だった。」と報じました。
何をどのように取り間違えたのか具体的事実が公表されていませんが、病院側は警察の捜査が終わり次第、詳細な状況を明らかにするそうです。
なお、この件は私が取り扱った事件ではありません。


谷直樹

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