『お探し物は図書室まで』
青山美智子氏の『お探し物は図書室まで』を読みました。
小学校に隣接するコミュニティーハウスの図書室を訪ねた人たちに、司書の小町さゆりさんは「何をお探し!?」と聞きます。
21歳の婦人服販売員は『ぐりとぐら』と羊毛フェルトのフライパンを、
35歳の家具メーカー経理部員は『英国王立園芸協会とたのしむ 植物のふしぎ』と羊毛フェルトのキジトラ猫を、
40歳の元雑誌編集者は『月のとびら』と羊毛フェルトの地球儀を、
30歳のニートは『進化の記録 ダーウィンたちの見た世界』と羊毛フェルトの飛行機を、
65歳で定年退職者は『げんげと蛙』と羊毛フェルトのカニを
それぞれ受取ります。
一言で言うとそれぞれの人が視野を広げ一歩を踏む出す心安らぐ物語です。
谷直樹
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