食道挿管で、沖縄県が600万円支払いへ（報道）

沖縄県立八重山病院の医師が、2022年３月、入院患者に気管内チューブを挿入して蘇生術を行った際、誤って食道へ挿入するミスがあり、沖縄県は、2024年12月13日、６００万円の損害賠償を支払うとのことです。
挿管後に正しく気管に挿管されているか点検するのが正しい手順で、正しい手順を践んでいれば食道挿管に気づき再挿管でことなきを得るのですが。心臓マッサージなど慌ただしい状況で確認が徹底されていなかったようです。死因は心臓病で、食道挿管との因果関係は認められなかったとのことで、600万円になっています。
なお、この件は私が担当したものではありません。

沖縄タイムス「県　６００万円賠償へ　２２年　八重山病院で医療ミス」（2024年12月15日）ご参照

谷直樹

ブログランキングに参加しています．クリックをお願いします！
　　↓