弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

市立病院が、入院時に必要な薬の投与を止めたことが患者の救命に影響したことを認め、謝罪(報道)

市立豊中病院に心不全で入院していた患者が2024月11月29日に心室細動で死亡しました。
この患者は、この病院で両側の副腎を切除し、以後継続的にステロイドの服用が必要でした。
ところが、入院の後患者を担当した医師は、この情報を見落としステロイド投与がなされていませんでした。
院内の調査委員会は、ステロイドの投与を中断したことが救命に影響を与えた可能性があると判断しました。
市立豊中病院は、医療事故と認定し、遺族に謝罪したとのことです。

NHK「必要な薬が投与されなかった患者が死亡 市立豊中病院」(2024年12月17日)御参照

谷直樹

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by medical-law | 2024-12-19 07:33 | 医療事故・医療裁判