弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

尿路結石で入院していた患者が発熱にもかかわらず看護師が医師に報告せず解熱鎮痛剤で対応し患者が敗血症で死亡した事案で6300万円の訴訟上の和解(報道)

2017年6月に尿路結石で入院していた当時40代の女性が40度を超える発熱があった翌日に敗血症を併発し死亡した件で、遺族が病院に損害賠償を求め鳥取地方裁判所米子支部に提訴していた裁判が、病院側が遺族に6300万円を支払う訴訟上の和解で終了したとのことです。看護師が医師に報告をせず解熱鎮痛剤で対応したとのことですので、過失、因果関係は明らかと考えられます。なお、この報道の件は私が担当した事件ではありません。

NHK「尿路結石の患者死亡裁判 病院が遺族に賠償金支払いで和解成立」(2024年12月20日)御参照

谷直樹

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by medical-law | 2024-12-21 13:54 | 医療事故・医療裁判