弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

愛知県が医療療育総合センター中央病院の治療や管理観察体制が適切でなかったとして再発防止に向け活動(報道)

県医療療育総合センター中央病院で、2023年8月、誤嚥性肺炎で入院し、喉頭気管分離術を受けた当時10代の女性に対し、合併症を予防するため気管に挿入した管を抜く処置を進めた際、一時心肺停止となり、低酸素状態を知らせるアラームなどが鳴っていたにもかかわらず、看護師らが対応せず、女性は約20分間低酸素状態で放置されました。その後、蘇生により心拍が再開しましたが全身の筋緊張が高まり以前よりも表情が乏しくなったとのことです。
県は治療や管理観察体制が適切でなかったとして女性や家族に謝罪するとともに手順書の作成をするなど、再発防止に向け活動していくとのことです。

メーテレ「手術後の処置中に患者が一時心肺停止 県立病院が医療事故 愛知」(2025年2月13日)御参照

谷直樹

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by medical-law | 2025-02-13 17:30 | 医療事故・医療裁判