弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

ダヴィンチ手術の操作ミスで大学が1億5000万円を支払うことで和解成立(報道)

2019年に胸付近の腫瘍を摘出するためにロボットを使用した手術を受けまたところ、医師が操作を誤って動脈を損傷させ20代の男性が脳に重い障害を負った事案について、鳥取地方裁判所米子支部で大学が1億5000万円を支払うことで和解が成立したとのことです。提訴前に大学側が提示した金額は2000万円だったとんことです。
男性の家族は「今回のことを教訓にして、今後ダビンチ手術を受ける患者・家族への事前説明をより詳しくわかりやすく行ってほしい。手術の際は、事前に十分な準備を行いリスクを下げて行ってほしい。そして、二度とこの様な医療事故が起こらないことを願っている。」とのコメントを出したとのことです。
なお、この報道の件は私が担当したものではありません。



谷直樹

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by medical-law | 2025-05-15 09:37 | 医療事故・医療裁判