No.222「カテコラミン製剤の持続投与の中断」

医療安全情報医療事故情報収集等事業No.222「カテコラミン製剤の持続投与の中断」（2025年5月）は、シリンジポンプでカテコラミン製剤を持続投与中、注射器の交換が遅れ、患者の循環動態に影響があった事例の報告です。2019年1月1日～2025年3月31日に10件の事例が報告されているとです。

再発防止施策の例として下記が紹介されています。
「●患者に投与しているカテコラミン製剤の種類や交換時間を各勤務帯で共有する。
●注射器内の薬液の残量と流速から交換時間を推定し、余裕を持って交換する。
●カテコラミン製剤の持続投与が中断すると、患者の循環動態に影響が及ぶことを周知する。」


谷直樹

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