弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

腸閉塞が疑われる状況で下剤を服用させるなどして患者を死亡させた件で市立病院が約1880万円を支払うことで和解(報道)

石巻市立病院の医師が、2023年に、CT検査でS状結腸癌が疑われた70代の男性に、大腸の内視鏡検査を実施しようとして、前処置として下剤を服用させるなどして敗血症で死亡させた件で、腸閉塞が疑われる状況で下剤を服用させるなどしたことが不適切であったとして、同病院は約1880万円を支払うことで和解したとのことです、
なお、これは私が担当したものではありません。
金額が低いのは男性が大腸がん患者であったことが考慮されたのではないかと思います。

谷直樹

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by medical-law | 2025-06-18 01:06 | 医療事故・医療裁判