弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

日本医療安全調査機構「警鐘レポートNo.3 異所性妊娠に伴う卵管破裂による死亡」

日本医療安全調査機構は、2025年7月2日、「警鐘レポートNo.3 異所性妊娠に伴う卵管破裂による死亡」を発表しました。
子宮内ではない場所に受精卵が着床し(異所性妊娠)、卵管破裂による出血性ショックのため死亡した事例が体外受精で 2 例、自然妊娠で1例報告されているとのことです。

https://www.medsafe.or.jp/uploads/uploads/files/03_keisho_report.pdf

「対策
■ 正常妊娠や流産などの情報があったとしても、腹部症状がある場合は、「異所性妊娠」も疑う
■ 生殖補助医療では、異所性妊娠(正所異所同時妊娠を含む)の頻度が上昇することを認識する

妊娠可能な女性の急性腹症の救急対応について
■ 妊娠可能な女性の急性腹症の診察では、異所性妊娠の可能性も考慮する。腹部超音波等による腹腔内所見の確認や妊娠反応の検査を検討し、必要に応じて産婦人科につなぐ。
■ 産婦人科は経腟超音波検査や血中hCG定量検査の実施およびCT/MRI検査を検討する。
■ 自宅で経過観察をすると判断した場合でも、腹痛等の症状が続くときには再受診するよう患者に指導する。」



谷直樹

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by medical-law | 2025-07-02 17:08 | 医療