神奈川県立がんセンター「レベル5に該当する医療事故の発生について」
令和7年9月8日、当センターにおいて、入院中に予期せず患者が死亡する事例が発生し、この事例については、レベル5※1に相当するとともに、医療法第6条の10第1項に規定する医療事故※2に該当すると判断し、医療事故調査・支援センターに報告しました。今後は、原因究明及び再発防止のため、必要な調査を行います。
1 事故発生場所
神奈川県立がんセンター
2 事故発生年月日
令和7年9月4日
3 患者の年代及び性別
60歳代・男性
4 事故発生の状況
〇 食道がんの患者に対し、当センターの消化器外科(胃食道)において、胸腔鏡下食道亜全摘術を行った。その際、経腸栄養剤を投与するための 腸 瘻チューブを留置し、術後翌日から栄養剤の投与を開始した。
〇 術後2日目、採血データが悪かったため、CT検査を実施したところ、腸瘻チューブが十二指腸を穿孔していることが判明した。
〇 穿孔に伴い、経腸栄養剤が腹腔内に漏出し、腹膜炎を発症したため、緊急手術で開腹洗浄ドレナージ術を行った。その際、腸瘻チューブが20cm腹腔内に出ていることが判明した。
○ 状態が改善せず、術後4日目に敗血症性ショック及び急性呼吸不全で死亡した。
谷直樹
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