弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2018年 04月 03日 ( 2 )

医療版事故調推進フォーラム,街頭署名100回へ

毎日新聞「
」(2018年4月3日)は,次のとおり報じました

「医療事故の遺族らでつくる「医療版事故調推進フォーラム」が、公正な事故調査制度の実現を求めて10年前から毎月続けてきた街頭署名が、8日に100回を迎える。活動は2015年の制度発足の原動力になったが、運用を巡る課題も多い。遺族たちは「被害者の一番の願いは、事故を再発防止につなげること。そのために今後も活動を続けなければ」と力を込める。

記念すべき100回目は,2018年4月8日(日)16:00~17:00,JR山手線駒込駅南口改札前で行うとのことです.



谷直樹

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by medical-law | 2018-04-03 20:44 | 医療事故・医療裁判

クリステレル胎児圧出法による肝臓破裂から出血性ショックで産婦が死亡した事案で和解(報道)

朝日新聞「出産後に死亡、遺族と病院が和解 横浜地裁」(2018年3月31日)は,次のとおり報じました.

「出産時に女性が死亡したのは、助産師が妊婦の腹部に過剰な力を与えたうえ、出血後に医師らが適切な治療をしなかったためだとして、女性の夫(47)や子どもが医療法人産育会「堀病院」(横浜市瀬谷区)を相手に約7540万円の損害賠償を求めた訴訟は30日、横浜地裁で和解が成立した。

 原告側の代理人弁護士などによると、病院側が遺族に解決金6500万円を支払い、出血性ショックに対する診断やその後の処置についての医療体制の整備などに努めることなどが和解条項に盛り込まれた。

 女性は2009年9月18日午後4時10分ごろ、第2子の女児を出産。その際、妊婦の腹部を押して出産を手助けする「クリステレル胎児圧出法」を助産師から施された。出産直後から、女性は気分が悪くなり、約4時間半後に死亡。肝臓破裂による、出血性ショックが原因だった。遺族側は、医師が出血性ショックを見落とし、対応が遅れたなどとして、2013年に病院を提訴した。

 原告側によると、クリステレル胎児圧出法による過失は問わなかったが、出血性ショックの診断が遅れた点に注意義務違反があったことなどが和解の内容に盛り込まれたという。

 女性の夫は「私たち家族は今も深い悲しみの中にいます。このような悲しい出来事が二度と起こらないように、医療従事者の方々には、再発防止に十分努めて頂きたいです」とコメントを出した。」


報道の件は,私が担当したものではありません.
事故が2009年で,提訴が2013年ですから,和解まで長くかかったのですね.

谷直樹

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by medical-law | 2018-04-03 09:23 | 医療事故・医療裁判