弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2018年 08月 16日 ( 2 )

医療安全情報No.141,検査台からの転落

公益財団法人日本医療機能評価機構の医療安全情報No.141「検査台からの転落」によれば,2014年1月1日から2018年6月30日の間に検査や治療・処置の際に患者が検査台から転落した事例が9件報告されているとのことです.

http://www.med-safe.jp/pdf/med-safe_141.pdf

谷直樹

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by medical-law | 2018-08-16 23:14 | 医療事故・医療裁判

釧路赤十字病院,胃摘出後の急性輸入脚症候群を見落とし死亡した事案で2500万円和解(報道)

毎日新聞「医療過誤 日赤が遺族に和解金2500万円」(2018年8月16日)は次のとおり報じました.

 「医師が病気を見落とし、手術しなかったため70代男性が死亡したとして、埼玉県内に住む男性の遺族らが日本赤十字社(本社・東京都)を相手に損害賠償計約4600万円を求める訴訟をさいたま地裁に起こし、和解したことが分かった。日赤側が遺族に和解金2500万円を支払うなどの内容。和解は6月28日付。

 訴状によると、男性は2010年9月に釧路赤十字病院(北海道釧路市)で胃がんのため、胃の全摘手術を受けた。その後、男性は12年1月に腹痛を訴えて同病院に入院、同2月に死亡した。

 遺族側は、エコー診断などから、男性の症状は胃の摘出後にみられる「急性輸入脚症候群」と分かったはずなのに医師が見落とし、手術をしなかったため死亡したと主張していた。」


報道の件は私が担当したものではありません.
輸入脚は,Billroth-II法による再建後の盲端となる十二指腸の部分です.
報道の症例は,輸入脚閉塞に伴う急性膵炎の例ではないでしょうか.


谷直樹

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by medical-law | 2018-08-16 08:11 | 医療事故・医療裁判