弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2018年 08月 21日 ( 2 )

浜松医科大付属病院が麻酔用薬剤注入開始後の継続観察義務違反で提訴される(報道)

静岡新聞「術後に障害、損害賠償請求 浜松の男性遺族が提訴」(2018年8月21日)は,次のとおり報じました.

「浜松医科大付属病院(浜松市東区)で2008年6月、腹腔(ふくくう)鏡下胆嚢(のう)摘出手術を受けた浜松市西区の男性=当時(68)=が術後に高次脳機能障害に陥ったのは病院側の医療ミスが原因だとして、男性の遺族らが20日までに、同病院を運営する浜松医科大に慰謝料など計約2億1800万円の損害賠償を求める訴訟を静岡地裁浜松支部に起こした。
訴状などによると、男性は手術後、鎮痛を目的にした全身麻酔を受けた。麻酔用投薬開始から約1時間後に呼吸が停止し、蘇生で一命を取り留めたが高次脳機能障害に陥った。その後、リハビリテーション療法などを受けたが効果はなく、全面的な介助が必要になった。
原告側は、麻酔医が硬膜外に挿入すべきカテーテルを誤って硬膜下腔またはくも膜下腔に挿入し、カテーテルに麻酔用薬剤を継続して注入したと主張。麻酔用薬剤注入開始後も、患者の血圧や酸素飽和度のモニタリング、感覚低下の有無などを継続観察する注意義務があったと指摘した。
 同大は「厳粛に受け止め、今後の対応を検討したい」とコメントした。」


上記報道の件は,私が担当したものではありません.
報道からすると,麻酔後の経過観察義務違反が認められる事案だと思います.

谷直樹

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by medical-law | 2018-08-21 12:53 | 医療事故・医療裁判

福岡地方裁判所等六本松に移転

福岡高等裁判所・福岡地方裁判所・福岡簡易裁判所・福岡第一検察審査会・福岡第二検察審査会は,平成30年8月20日,六本松に移転しました. 福岡家庭裁判所も27日に移転するそうです.
七隈線が博多まで延びると乗り換えが便利になりますが,現状では,空港線と七隈線の乗り換えに少し時間がかかります.

谷直樹

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by medical-law | 2018-08-21 08:21