弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2018年 12月 30日 ( 2 )

熊本大学医学部附属病院の尿細胞診検査結果確認漏れ(報道)

熊本大学医学部附属病院は,平成30年12月21日,「医療過誤の発生について」を公表しました.

それによると,2017年2月,泌尿器科外来担当医師Bの指示でサポート医師Aが尿細胞診検査を依頼し,医師Bが尿細胞診検査を依頼したことを失念し、その検査結果を確認いたしませんでした.検査オーダーを行ったのは医師Aであったため,医師Bには検査結果確認のアラートが届かず,医師Aはアラートの確認はせず,アラートは機能しませんでした.
2018年4月にがん登録センターから泌尿器科のがん登録医である医師Cに尿細胞診結果についての問い合わせがあり,細胞診検査結果確認漏れが分かりましたった..

「再発防止のための改善策」は次のとおりです.
「院内で導入されている病理結果確認のルールを遵守し、病理検査結果は確定後1ヶ月以内に必ず確認することを徹底する。
外来診療においても診療科内での情報共有を行う。
現在導入している再発防止策の実施を継続し、さらに二重、三重のチェック体制を整備するよう努める。」


複数の医師がかかわる場合,情報共通のシステムが重要です.


谷直樹

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by medical-law | 2018-12-30 17:26 | 医療事故・医療裁判

平成28年東京高裁判決を受けて,損害保険料率算出機構が障がい者の後遺症認定を変更

保険会社は,従前,障がい者の後遺症について損害保険料率算出機構の運用に従い,別損害を認めませんでたが,平成28年東京高裁判決が,足に障がいをもつ人の事故による腕のしびれについて支払いを認めました。
それを受けて,損害保険料率算出機構,保険会社が運用を変えたとのことです.

時事通信「新たなしびれも救済=自賠責、運用変更-障害者の後遺症」(2018年12月25日)ご参照
新たなしびれも救済=自賠責、運用変更-障害者の後遺症

谷直樹

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by medical-law | 2018-12-30 12:35