弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2019年 03月 05日 ( 1 )

IVHカテーテル挿入による気胸で呼吸不全死亡の事案で1000万円賠償(報道)

読売新聞「カテーテル誤挿入、死亡 国東市民病院 市が賠償金支払いへ」(2014年3月5日)は次のとおり報じました.

「国東市の国東市民病院で2017年7月、男性医師(30歳代)がカテーテルの入れ方を誤り、脱水症などの疑いで搬送された80歳代男性を死亡させていたことがわかった。市が4日、発表した。市は過失を認め、遺族に賠償金1000万円を支払う方針。

 発表によると、男性は17年7月19日に搬送されて入院し、21日に点滴よりも多く輸液を送り込むことができる中心静脈栄養法(IVH)の治療を受けた。医師が首付近の太い静脈からカテーテルを挿入したところ、先端の針が左肺に達し、穴が開いたという。男性は気胸を発症し、呼吸不全などで同日、死亡した。

 病院は遺族の要望を受けて同年8月に事故調査委員会を設置し、18年夏に医療事故と認定した。同年9月に遺族に説明し、今年2月に示談した。

 同病院の古庄伸一事務長は「遺族には大変申し訳ない。二度と事故が起きないよう再発防止を徹底したい」としている。」


般社団法人日本医療安全調査機構から「中心静脈穿刺合併症に係る死亡の分析」が発表されています.
一口に合併症と言っても注意すれば回避可能なものもあります.

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谷直樹

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by medical-law | 2019-03-05 14:25 | 医療事故・医療裁判