弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2019年 05月 23日 ( 2 )

ピーター・ゲッチェ氏「whistleblowerの死:科学の“検閲”が進んでいる」

薬害オンブズパースン会議追放されたコクランのディレクターが「科学における本来の姿」を目指す新たな研究所を設立は,MJニュース2019年1月11日を紹介し,ピーター・ゲッチェ氏の動向を伝えています.
ピーター・ゲッチェ氏は,商業主義的要素を取り入れたコクランCEOマーク・ウィルソン氏と対立し,理事を解任され,ノルディック・コクラン・センターを主幹するリグス病院から解雇されましたが,クラウドファンディングを募り,係争中で,.「科学の自由のための研究所」設立を呼びかけているそうです.
ピーター・ゲッチェ氏のスピーチ 「whistleblowerの死:科学の“検閲”が進んでいる」などははユーチューブで公開されているそうです.


谷直樹

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by medical-law | 2019-05-23 23:12 | 医療

群馬大学病院遺族が医師に対する行政処分を求める6363人分の署名を厚生労働省に提出

共同通信「群馬大遺族が署名提出 6千人分、医師処分求め」(2019年5月22日)は次のとおり報じました.

「群馬大病院で男性医師(退職、懲戒解雇相当)の手術を受けた患者が相次いで死亡した問題で、遺族会が22日、男性医師と上司だった元教授(諭旨解雇)に対する行政処分を求める6363人分の署名を厚生労働省に提出した。医師免許の取り消しや3年間の医業停止などを想定している。遺族会はこれまで2回、同省に要望書を出しており、署名を提出するのは初めて。

 2014年に、この医師の腹腔鏡手術や開腹手術を受けた18人が死亡していたことが判明。病院の調査でさらに12人の死亡も明らかになった。」



医師に対する行政処分は,刑事罰の後追いばかりで,医療過誤ではなかなか処分されません.しかし,群馬大学病院事件は,病院としての体制の問題もありますが,当該医師の医療行為としての逸脱の程度に鑑みると,遺族が行政処分を求めるのも理解できます.


谷直樹

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by medical-law | 2019-05-23 12:59 | 医療事故・医療裁判