弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2019年 07月 06日 ( 1 )

『クリムト展 ウィーンと日本 1900』

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東京都美術館で『クリムト展 ウィーンと日本 1900』を見ました.
やはり,とても混んでいました.
クリムトの作品は変わらないのですが,この30年の間に私のほうはいろいろ変わりました.
前回の展覧会のときとは見方が深まりした.
見応えのある美術展でした.

第1章 クリムトとその家族
《ヘレーネ・クリムトの肖像》
ヘレーネ・クリムトは姪で,当時6歳とのことです.
真横からの肖像画は珍しいと思います

第2章 修業時代と劇場装飾
《レース襟をつけた少女の肖像》
美術学校時代の古典的な作品

《森の奥》
飛騨高山美術館所蔵の作品 

第3章 私生活
《葉叢の前の少女》
印象派風の作品

第4章 ウイーンと日本1900 
《女友だちⅠ(姉妹たち)》
日本の影響が分かりやすい作品です.

《17歳のエミーリエ・フレーゲの肖像》
額に梅の花が画かれています.日本画的です.

《赤子(ゆりかご)》
布団に錦絵の影響がみられるとのことです.

第5章 ウイーン分離派 
《ヌーダ・ヴェリタリス(裸の真実)》
真実の手鏡を持つ最も有名な作品です.

《ユディトⅠ》
アデーレ・ブロッホ=バウアー夫人がモデルのこの作品は,クラナッハなどとはだいぶちがいます.黄金時代の代表作です.

ベートーヴェン・フリーズ原寸大複製
長大な絵巻物です.

《鬼火》
魔性の女というのはこういうのを言うのでしょう. 

第6章 風景画
《雨後(鶏のいるザンクト・アガータの庭)》
日本画にありそうな縦長の構図です.

《家畜小屋の雌牛》
クリムトが描くのは雌牛なんですね

《アッター湖畔のカンマー城III》
避暑に訪れたアッター湖畔の風景です.風景画もクリムトらしいです.

《丘の見える庭の風景》
晩年の色彩豊かな作品です.

第7章 肖像画
《オイゲニア・プリマフェージの肖像》
きれいな色彩の肖像がです.鳳凰が画かれています.

《白い服の女》
晩年の作品で,不気味な静謐さがあります.

第8章 生命の円環 
《女の三世代》
細胞まで描き,生と死をあざやかに示しています.

《家族》
最晩年の作品 黒の中の女と二人の子ども青白い顔が印象的です.結婚せず,多くの女と子どもがいたクリムトにとって家族とは何だったのでしょうか.


東京都美術館では7月10日まで,愛知県の豊田市美術館では7月23日から10月14日まで開催されます.


谷直樹

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by medical-law | 2019-07-06 06:28 | 趣味