弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2019年 12月 14日 ( 4 )

ピアチェンツァの美術館の外壁の隠し部屋からクリムトの消えた作品らしき絵が・・・

CNN「美術館の隠れた扉から絵画発見、23年前に消えたクリムト作品か」(2019年12月14日)は次のとおり報じました.

「オーストリアの画家グスタフ・クリムトの作とみられる女性の肖像画がこのほど、イタリア北部ピアチェンツァの美術館の隠れた外壁の扉奥にあった空間から発見された。同作品は23年間所在が分からなくなっており、盗まれたと考えられていた。

同館に勤めるダリオ・ガッリナリ氏は今月9日、ランチから戻るなり美術館の清掃にあたっていた作業員の1人から声をかけられた。作業中、美術館の外壁を覆う厚さ30センチものツタを払っていると壁面に小さな扉が現れたというのだ。作業員がすっかりさび付いたその扉を開けたところ、奥の小部屋から1枚の絵画を発見したという。

CNNの取材に対し「最初は冗談だと思った」と話すガッリナリ氏だが、黒いごみ袋から半分はみ出した状態のその絵には見覚えがあった。調べてみると、かつて同美術館で収蔵していたクリムト作「婦人の肖像」である可能性があることが分かった。同作は美術館の改修中に姿を消し、そのまま23年間行方不明になっていた。

当時は絵の額だけが美術館の天窓の近くで見つかったため、天窓を通じて何者かが館内に侵入し、絵を盗み去ったと考えられていた。しかし今回の発見は、絵が美術館の外に持ち出されていなかったことを示唆するものだと、CNN系列局のスカイTG24は伝えている。

「婦人の肖像」は頬の赤い、黒髪の若い女性を描いた作品で、前出のガッリナリ氏によると状態は良好だという。色彩は依然として鮮明で、目立ったきずなどもない。現在は警察が保管し、本物かどうかを調査している。

過去にも「発見」された事案はあったが、高いクオリティーの偽物だった。ただ、今回は絵画の裏に以前の展示の際のスタンプが確認されており、本物である可能性が高いという。

「婦人の肖像」は1つのキャンバスに2つの絵が描かれている点で特に重要視されている。当時の地元メディアの報道によると、絵画が消えた直後、美術学生が「若い婦人の肖像」という作品の上に「婦人の肖像」が描かれていることを突き止めていた。「若い婦人の肖像」は1917年以降所在が不明だった。

クリムトは死の数年前に女性の肖像画の連作を描いたことで知られる。「婦人の肖像」はその中の1枚で、これらの作品の中には未完成のものもある。」


クリムトは,きらびやかな金の時代の作品が有名ですが,娩年のぞっとする作品群も知られています.それにしても,謎の多い出来事です.

谷直樹

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by medical-law | 2019-12-14 14:45 | 趣味

半年で終わる民事裁判新制度

朝日新聞「半年以内に終わる民事裁判、法制審が検討へ 有識者提案」(2019年12月14日)は次のとおり報じました.

「時間がかかると言われてきた民事裁判の審理を半年以内に終わらせることを目指す新制度の導入を、法務省が来年2月の法制審議会(法相の諮問機関)に諮問する。13日に同省や最高裁が参加する有識者研究会が概要を報告書にまとめた。原告・被告の双方が希望した場合に限り、争点をあらかじめ絞り込んで素早く結論を出すようにする。2022年の民事訴訟法の改正を視野に入れている。」
「報告書では、提出できる主張書面は3通まで▽書面や証拠資料のオンラインでの提出を義務化▽調べる証拠を厳選する――などを提案している。企業間の紛争など、事前に争点が明確な場合の利用を想定している。」


医療過誤訴訟を半年で終えるのは難しいでしょう.被告の反論は書面3通では終わらないでしょう.

谷直樹

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by medical-law | 2019-12-14 08:08

司法試験に合格した「医師」たちのカルチャーショック 「データより判例通説が重視されるなんて」

医師資格のある法曹が増えています.医師として勤務し経験を積んだ,3人の司法修習生,小嶋高志さん,竹口文博さん,竹口英伸さんの鼎談を興味深く読みました.

https://news.livedoor.com/article/detail/17520145/

谷直樹

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by medical-law | 2019-12-14 06:00 | 医療

がん診療連携拠点病院等院内がん登録生存率集計

国立研究開発法人国立がん研究センターのサイトに,2019年12月14日,全国のがん診療連携拠点病院において、診断から3年、5年を経過した時の実測生存率と相対生存率を集計した「がん診療連携拠点病院等院内がん登録生存率集計」が掲載されました.
「平成30年3月に閣議決定された第3期がん対策推進基本計画では、「国は、国民が必要な時に、自分に合った正しい情報を入手し、適切に治療や生活等に関する選択ができるよう、科学的根拠に基づく情報を迅速に提供するための体制を整備する」としていることから、2012年診断例に引き続き、2013年診断例についてがん診療連携拠点病院等のデータを用い、5年生存率より早い段階の3年生存率集計を行ないました。」とのことです.

胃がん 3年   5年
Ⅰ期 97.1 94.7
Ⅱ期 76.4 67.6
Ⅲ期 53.2 45.7
Ⅳ期 10.5 8.9

大腸がん
Ⅰ期 95.5 95.1
Ⅱ期 92.5 88.5
Ⅲ期 84.8 76.6
Ⅳ期 31.3 18.5

肝がん
Ⅰ期 77.4 60.8
Ⅱ期 62.4 43.9
Ⅲ期 25.2 14.3
Ⅳ期  8.6  2.6

肺がん
Ⅰ期 89.0 81.6
Ⅱ期 64.4 46.7
Ⅲ期 38.2 22.6
Ⅳ期 12.3  5.2




谷直樹

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by medical-law | 2019-12-14 03:00