弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2020年 02月 12日 ( 6 )

敷地内の禁煙の場所で喫煙していた町職員7人を口頭注意処分(報道)

毎日新聞「禁煙場所で喫煙、町職員7人処分 口頭で注意 河合 /奈良」(2020年2月11日)は次のとおり報じました.

「河合町は10日、役場敷地内の本来禁煙の場所で喫煙していたとして、町職員7人を口頭注意処分にしたと発表した。町は敷地内の「特定屋外喫煙場所」でのみ喫煙を認めているが、2019年12月に○○教育長が教育長室で長年喫煙していたことが発覚。町は臨時職員を含め185人を対象に調査を行っていた。・・・」

報道の件は私が担当したものではありません.
敷地内は原則禁煙で,例外的に「特定屋外喫煙場所」を設けています.
違反行為に対し処分は当然でしょう.

谷直樹

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by medical-law | 2020-02-12 23:54 | タバコ

レントゲン撮影などを行い診療報酬を不正に請求した件で詐欺などの罪に問われた元歯科衛生士に懲役2年を求刑(報道)

CBCテレビ「診療報酬を不正請求 元歯科衛生士の女初公判 名古屋地裁」(2020年2月111日) は次のとおり報じました.

「不正に診療報酬を受け取った罪に問われている元歯科衛生士の女の初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、元歯科衛生士の○○被告は、歯科医師の免許を持たずに、患者4人に対しレントゲン撮影などを行い、診療報酬を不正に請求。
 およそ90万円を受け取った詐欺などの罪に問われています。

 10日、名古屋地裁で開かれた初公判で○○被告は、起訴内容を認めました。

 冒頭陳述で検察側は、「院長から『引退する』と言われ、収入がなくなることを恐れた」と指摘し、懲役2年を求刑。

 弁護側は、「院長に指示され、やむなく行った」として執行猶予付きの判決を求めました。」


報道の件は私が担当したものではありません.
歯科医院では,歯科医師,放射線技師の資格がない人がレントゲン撮影のボタンを押すこともあるようですが,歯科医師の指示を受けて行っても犯罪になります.
院長に指示されやむなく行ったのであれば執行猶予付き判決が相当でしょう.

谷直樹

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by medical-law | 2020-02-12 23:01 | 司法

市立病院の医師,県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕(報道)

テレビ神奈川「○○市立病院のトイレにカメラ設置か 医師を逮捕」(2012年2月12日)は次のとおり報じました.

「○○市立病院のトイレに小型カメラを設置したとして40歳の医師の男が県警に逮捕されました。

県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、○○市立○○病院の医師、○○容疑者です。 県警によりますと○○容疑者は去年12月10日頃から27日まで勤務する病院のスタッフ用の男女共用トイレに小型カメラを設置した疑いが持たれています。 カメラは芳香剤のかごの中に芳香剤の代わりに入れられていて女性職員がカメラが仕掛けられているのに気付きました。 カメラの記録メディアを復元したところカメラを仕掛ける海野容疑者が映っていたということです。

調べに対し、○○容疑者は「カメラを設置したことに間違いない」と容疑を認めているということで県警は盗撮が目的だったとみて、詳しく調べています。」


上記報道の件は私が担当したものではありません.
病んでいる医師もいるのですね.

谷直樹

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by medical-law | 2020-02-12 22:42 | コンプライアンス

上天草市,パワハラで事業管理者を罷免(報道)

NHK「○○病院事業管理者を罷免」(2010年2月10日)は次のとおり報じました.

「上天草市立の総合病院で院長の上の立場にいる事業管理者の医師が複数の部下へパワハラを行ったとして、上天草市は医師の事業管理者としての立場を罷免しました。

これは、10日午後、上天草市の堀江隆臣市長が記者会見をして明らかにしました。

それによりますと、上天草市立上天草総合病院の事業管理者を罷免されたのは○科の診察も担当していた○○医師で病院の院長や事務長などに対してパワハラにあたる発言など行っていたということです。

去年12月までに複数の病院関係者から相談が寄せられ市の担当者が聞き取り調査を行った結果、パワハラが認められ「事業管理者としての適格性を欠き病院の運営に支障をきたすと判断した」として罷免することになったということです。

パワハラの具体的な内容について堀江市長は「プライバシーに関わることなので差し控えたい」としましたが「業務の改善を超えている個人のプライバシーに関するものもあった」としました。

○○医師は通算でおよそ20年上天草総合病院に勤務していて今後も○科の診療は続けると言うことですが当面の間、事業管理者を院長が代行すると言うことです。」


報道の件は私が担当したものではありません.
医師の3人に1人がパワハラを受けたことがあるとの調査もあります.
病院とパワハラは古くて新しい問題です.

谷直樹

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by medical-law | 2020-02-12 22:32 | 医療

光市の病院,薬の誤投与で80歳代患者が死亡した事案で2100万円和解(報道)

中國新聞「誤投与で80代女性死亡 光市立大和総合病院、2100万円で和解へ」(2020年2月11日)は次のとおり報じました.
「光市岩田の市立大和総合病院で2015年11月、入院中の周南市の80代女性が薬の誤投与で亡くなっていたことが10日、分かった。市はミスを認め遺族に謝罪。約2100万円の和解金を支払う議案を19日開会の市議会に提案する。」

報道の件は私が担当したものではありません.
80歳代でも死亡慰謝料等で2100万円になります.


谷直樹

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by medical-law | 2020-02-12 14:54 | 医療事故・医療裁判

大学病院,2005年に遺残したガーゼを摘出,再発防止策を示す

岡山大学病院は,令和2年2月5日,「岡山大学病院において発生した医療事故について」を公表しました.

「平成17年(2005年)に当院で手術を受けられた患者さんの体内に異物と疑われる物が見つかり,このたび,患者さんおよびご家族に状況を説明しご了解のもと,異物を摘出するための手術を実施いたしました。その結果,異物がガーゼであることが判明いたしました。
 患者さんご本人およびご家族の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことに対して心よりお詫び申し上げ,再発防止策を徹底してまいりたいと思います。

ガーゼ残存の原因
 体内異物遺残防止対策については,使用する医療材料の増加などの理由で毎年見直しを行っています。開胸術,開腹術のガーゼカウントについては,平成17年(2005年)の事故発生当時も必須手順として行っていました。当院はカウントの不一致に気づいた時点でX線撮影にて点検する手順を遵守しており,今回も実施していましたが,異物の発見に至りませんでした。ガーゼ残存が発生した原因については,(1)当該部位周囲につながれたドレーンなど手術器具の陰影などの存在,(2)当時の単純X線診断はデジタル画像解析への移行期でフィルム現像での画像確認であり,画質の鮮明度も影響した—以上のことが考えられます。


再発防止策
 当院では,今回の事故を踏まえて医療事故等調査委員会を開催しました。今後は当院の体内異物遺残防止対策をより徹底するとともに,X線画像確認時にはたとえカウント数が合っていても,残存の可能性があるとの意識をもって確認作業を行うことを徹底し,再発防止に努めてまいります。

 【ガーゼカウントについて】
 ■手術開始前に器械出し看護師は使用するガーゼの枚数を確認する。外回り看護師もガーゼの枚数を確認して,器械出し看護師の枚数確認結果と照合する。
 ■追加で術野にガーゼを出すのは外回り看護師のみとし,カウント用紙にすみやかにそのことを記載する。空き袋は通し番号を記載して手術終了まで保管する。
 ■検体の乾燥予防にガーゼは使用しない。
 ■ガーゼカウントは体腔閉鎖前および体腔閉鎖後の最低2回,状況によりそれ以上の回数実施する。
 ■カウント結果については器械出し看護師と外回り看護師とで確認し,医師に報告した後にその結果をカウント用紙と看護記録に残す。

 【レントゲン撮影について】
 ■X線撮影のタイミングは,手術終了後の麻酔覚醒前(気管チューブ抜去前)とする。
 ■体内に異物残存のないことを外科医師,麻酔科医師,担当看護師で確認する。

病院長コメント

 患者さんご本人とご家族にご迷惑とご心労,そして,再手術というご負担をおかけしましたことに対して,心よりお詫び申し上げます。また,岡山大学病院で治療を受けられている患者さんやご家族の方々にご心配をおかけしていますことを重ねてお詫びいたします。
 病院長として今回の事態を重く受け止め,当院において同様の事例が再度発生しないよう,病院全体として再発防止に向けて最善の努力を積み重ねてまいります。今後とも,医療の安全確保に最善を尽くしてまいる所存でございます。」


上記の件は私が担当したものではありません.
ガーゼ遺残防止は確認の徹底です.

谷直樹

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by medical-law | 2020-02-12 12:48 | 医療事故・医療裁判